令和3年は・・・これといった印象がない。
もちろん、緊急事態宣言の解除やオリンピックの開催、首相の交代とか・・・あるにはあるんだけど。
著名人の訃報も、ほとんどは天寿を全うした方たち・・・只々ご冥福をお祈り申し上げます、といった感じ。
今年の漢字はオリンピックの絡みで「金」、流行語大賞は大谷翔平さんの「リアル二刀流/ショータイム」。
うーん。
タイム誌の今年の人は、イーロン・マスクさん。
うーーーん。
そんな感じだから、以下は個人的に印象に残った今年の出来事を3つに絞って挙げてみる。
① Google様々
今年の2月に離婚して、これは自分の人生にとって良い区切りになった。
離婚したからどう、ということはないし、折り返しを過ぎた年齢で、といっても残りはまだかなり長い。
そんな状況で今年は本当にGoogle様の世話になったし、Google様がいなかったらマジで詰んでたと思う。
Google様に感謝。
② ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の打ち上げ成功
今年は印象に残るとことがないなあ、と思っていたら、このニュースが先週入ってきた。
この望遠鏡、光学素子系にツァイスが絡んでるので、学校の授業でも学生さん達に紹介した記憶がある。
つまり、延期につぐ延期、20年越しでやっと打ち上げに成功、最後の最後で嬉しいニュースだった。
あとは、バイデンさんになってもアルテミス計画に変更はなかったので安心した。
③ 令和3年は令和2年Ver. 2
令和2年のロックダウンなどを経て、人類は大人しくなった(大人になったワケではない)、ような気がする。
人類の1世紀を1歳分とする見方なら、記録が残り始める古代ローマから入れて今20歳代の中盤過ぎくらいか。
その辺りは30歳代が見えてくるようになって、ある程度は落ち着いた雰囲気も出てくる年齢だ。
もちろん中国のように、20歳代とは思えず、良くも悪くも10歳代のような動きの国もまだまだある。
が、少なくとも資本主義陣営の先進国は軒並み50歳代か60歳代のような動きが多くなっている。
もしかして、世紀単位で考えると「停滞」時期に入ったのかもしれない、という不安は正直ある。
令和3年は、全体的には令和2年の焼き直し、バージョン2だったように思う。
大袈裟ではなく心底、戦争のない世界を、差別のない世界を、そして、マスクのいらない世界を。
令和4年がバージョン3にならないように願いたい。
Year In Search 2021 - Google 2021
皆さん、よいお年を。