[ NYC MAIL / Korben Dallas / APT.281-HF-3156B ]
[ ニューヨーク市郵便局 / コーベン・ダラス様 / 3156B通り HF団地 281号室 ]
Mr. Kim (Kim Chan) :
You got a message.
キムさん (陳錦湘、キム・チャン):
手紙が来たぞ。
Korben's cat :
Mew.
コーベンの猫:
ニャア。
Korben Dallas (Bruce Willis) :
Yeah.
コーベン・ダラス (ブルース・ウィリス):
ああ。
Mr. Kim :
Not gonna open it?
Could be important.
キムさん:
開けんのか?
大切な知らせかもしれんぞ。
Korben :
Yeah, like the last two I got were important.
The first one was from my wife, telling me she was leaving.
The second was from my lawyer, telling me he was leaving with my wife.
コーベン:
ああ、俺が最後に受け取った2つの知らせのように大切なんだろうさ。
ひとつ目は女房からで、出ていくって知らせだった。
ふたつ目は弁護士からで、女房と一緒に出ていくって知らせだった。
Mr. Kim :
哎呀! (Agh!)
That is bad luck.
But grandfather say, "It never rain everyday!"
This is good news, guaranteed.
Hey, I bet your lunch!
キムさん:
あちゃー!
そりゃ運が悪かったんだ。
しかし爺さんが言ってたもんさ、「雨は毎日降らん!」とな。
いい知らせだよ、間違いない。
よし、あんたのメシ代を賭けてやろう!
Korben :
Okay.
コーベン:
いいぜ。
Mr. Kim :
Come on...... You are fired!
キムさん:
さあ・・・・・・あんたクビだ!
Cat :
Mew!
猫:
ニャア!
Korben :
......
コーベン:
・・・・・・
Mr. Kim :
...I'm... I'm sorry.
キムさん:
・・・す・・・すまん。
[ Notice of termination of your contract, effective as of today.
Due to violation of codes: HFGY56 / 74HVB / 00JGHY / MNH356585 / MCNH485757 / 0478N, your engagement with this company finishes immediately.
For and on behalf of: ZORG ]
[ 本日付にて、契約終了を通知致します。
規約違反番号 HFGY56 / 74HVB / 00JGHY / MNH356585 / MCNH485757 / 0478N により、弊社は貴方の雇用を終了致します。
代表代理:ゾーグ社 ]
[ Phone call ]
[ 電話の呼び出し ]
Korben :
... At least I won lunch.
コーベン:
・・・少なくともメシ代は勝ったわけだ。
Mr. Kim :
Good philosophy!
See good in bad.
I like.
Yeah.
キムさん:
いい心掛けだ!
悪い時にも良いことがある。
わしは好きだぞ。
そうこなきゃ。
Korben :
Hello?
コーベン:
もしもし?
Korben's Mother (Jill Mullan) :
Korben, sweetheart.
You got broken fingers?
You can't punch my number?
コーベンの母親 (ジル・ミラン):
コーベン、あなたね。
指を骨折してるの?
わたしの電話番号も打てないの?
Korben :
Hi, Mom.
コーベン:
やあ、ママ。
Mother :
Seventeen messages.
And don't tell me your machine is broken again.
They last 1,000 years!
母親:
17件のメッセージ。
また機械が壊れたなんて言わないでよ。
千年は待つことになるんだから!
Korben :
Mr. Kim, you should go.
This is gonna take a minute.
コーベン:
キムさん、行ってくれ。
ちょっと時間がかかる。
Mother :
You don't feed your cat a croquette, who you love more than me.
She didn't breast-feed you.
I did!
母親:
わたしよりも愛してる猫にコロッケなんかあげちゃダメよ。
猫があなたに母乳をあげたんじゃないのに。
わたしでしょ!
Mr. Kim :
Goodbye, Mr. Dallas.
Uh, Good fortune for you!
キムさん:
じゃあな、ダラスさん。
あんたに幸運を!
Mother :
You don't have a girl.
Oh, Christ, I'll never be a grandmother!
母親:
あなたには彼女もいないし。
ああ、神様、わたしはお婆ちゃんになれないのね!
Mr. Kim :
It bring you good luck!
キムさん:
そいつが幸運を呼んでくれるさ!
Korben :
Yeah.
Sure.
コーベン:
ああ。
そうだな。
Siu Mei Lunch - "The Fifth Element" Luc Besson, St: Éric Serra, France & US 1997
これは自分の、とても狭い、個人的な人生経験からの話なんだが。
なぜか女性はうどんを選ぶ。
蕎麦とうどんがあった場合、100%とまでは言わないが、女性は蕎麦を選ばない。
自分にとっては世界の七不思議のひとつである。
今際の際でも最後の晩餐でもいい、俺は、蕎麦。