ニューヨーク市から北へ約320km、ニューヨーク州オチゴ群オネオンタ市。
先月、ここで伐採されたノルウェー・スプルース(ドイツ松)がロックフェラー・センターに搬入された。
毎年恒例のクリスマスツリーに供されたこの木を設置しようとしたところ、枝の中から一羽の梟が発見された。
小さなキンメフクロウで、トラックで搬送される三日三晩を飲まず食わずのままでじっと隠れていたらしい。
梟は野生動物保護センターに預けられ、ロックフェラーに因んでロッキーと名付けられた。※
※名付け後に女の子であることが判明、ロキシーとかロージーにしてあげたら?という意見もあったそうです(笑).
Tiny Owl Rescued From Rockefeller Center Christmas Tree - "TODAY" NBC News, US 2020
NBC News |
ロッキーは健康診断を受けてご馳走のネズミを元気よく食べ、一週間後に故郷の森へ無事に帰された。
一方、今月2日のクリスマスツリー点灯式はCOVID-19対策で初の無観客点灯式となった。
世界一有名なスケートリンクは完全に封鎖、周辺道路も封鎖され、イベントは実施したもののTV中継のみ。
それでも点灯の際には近くにいた市民が集まり、煌びやかなクリスマスツリーを遠目に楽しんだ。
クリスマス後のツリーは、NGO団体によって貧しい人々が暮らす家の建築資材として無償提供されている。
Rockefeller Center Christmas Tree Lighting Ceremony - Inside Edition, US 2020
Inside Edition |
世界中の子供たちにとって、よいクリスマスでありますように。