今晩は、レディオ深夜便です。
なんだかんだであっという間に6月、皆さん如何お過ごしでしょうか。
先月は更新が11件と多かったんですけども、時間に余裕があったので旧「東京は、雨」を整理しまして。
そしたら下書きだけ書いてアップしてなかった記事が50件くらいあったので。
それを削除したりまとめなおしたり、フォーマットの調整なんかしているうちに6月になった感じです。
いやそれで、現「東京は、雨」になってからアップした記事に、こういうのがありましたよね。
ゲイツさんが新しいヨットを購入してどうこう、って記事をアップしたじゃないですか。
そしたら、Google様が何を勘違いしたのか、こいつヨットを買うんじゃないか、と。
連日のようにお高いヨットやクルーザーの広告が出るようになって、苦笑いしてしまいました。
Лабиринт - "Недетское время" Дискотека Авария, Ft: Батишта (Labyrinth - "Not a time for children" Diskoteka Avariya, Ft: Batishta) Moon Records Ukraine |
かように、なんだかんだ言ってもね。
まだまだネットはアホな部分というか、まだまだ現実に代替しきれてない部分があるな、と思いますね。
それで、ヨット同様、キーワードの紐付けでお薦めニュースにタモリ倶楽部も多く出るようになったんです。
実際、目に留まればついクリックすることもあるので、ある意味でGoogle様の読みは当たってるんですけど。
いや、今回はそういう話じゃないや。
ある記事、某雑誌のウェブ版が最近のタモリ倶楽部について書いてる記事があったんで読んだんです。
マッチングタモリの件には関してはほぼ同意、だけども、タモリ倶楽部は元々「ゆるさ」が魅力なので。
過去に没企画なんていくらでもありましたからね、空耳アワーが定番化してから落ち着いただけで。
なので、視聴者も気長に「ゆるく」観続けるくらいがちょうど良いと思います。
Not Fair - "It's Not Me, It's You" Lily Allen Regal Recordings / Parlophone |
しかし、しかしですよ、空耳アワーの由来が「某FM番組のコーナーをパクった」という書き方は疑問です。
あの当時、洋楽の歌詞が日本語のように聞こえる、というネタは結構日常的なネタだったように思います。
ラジオだけでなく、紙媒体の投書コーナーでも普通に取り上げられるような、「あるあるネタ」だったんです。
とにかく今のネット環境からは信じられないくらい、皆が一曲一曲を熱心に聴き込んだ時代でしたから。
記者の方も、情報ソースになったライターの方も、文面の雰囲気からしておそらく30代ではないでしょうか。
「パクった」という書き方は乱暴すぎ、最近は文責を明示しないメディアも多いしなあ、という感じです。
ネットって一度出したら必ずどこかに残るって言われますけど、いや、厳密にはそうなんでしょうけどね。
でも、実際にソースを辿るってみると、根拠や出所がよく解らないということも結構あるんですよね。
ネットに詳しくないなら辿れないのは当前だし、そういう環境が文責を曖昧にしてるってのはあると思います。
Hatchet - "With Us Until You're Dead" Archive Dangervisit Records |
コタツ記事や飛ばし記事は別として、恐らく、今一番その辺りの文責に厳密なのはロ●ターですかね。
ほー、なるほどね、と思って読んだ文章の最後に「お断り」が延々と書いてあるんです。
超要約すると、「ロ●ターは記事の信頼性を常にチェックしてるけど、記者だって人間なので」ということ。
だから最終的に、「記事は記者の責任、信じるか信じないかは読者の責任、当社は無関係」だと。
ここまでくると、記者がロ●ターの肩書を放棄して逆に無責任に書くんじゃないか、と心配になりますが。
Island of Doom - "Myopia" Agnes Obel Blue Note / Deutsche Grammophon |
トランプさんのSNS規制案と各社の対応は、今、とても興味深く眺めさせてもらってます。
こういう混沌から、そろそろ新しい感覚の、新しい世代のための、新たなネットリテラシーが出そうですね。
それではレディオ深夜便、また次回・・・おやすみなさい。