先日の雷雨の夜、何故か、生まれ育った田舎を夢で見た。
子供の頃の手伝いとして、日常的に雪掻きや焚き火なんかがあった。
県庁所在地の市内だったとはいえ冬は1m以上積もるのが普通だったので、道が雪で埋まれば掻いた。
そういえば、雪に関する言葉もこちらより豊富だったような気がする。
焚き火では、秋の落ち葉だけではなく、燃えるゴミなんかも当たり前のように庭先で焼いていた。
Howling - "Dawn" RY X TEB-TV Tracklist 00:00 Signs 06:31 Litmus 12:00 Shortline 17:47 Howling Loma Vista Records / Infectious Records |
東京生まれの東京育ちの子供たちを見ていると、いざという時に焚き火ができるのかな、と思う。
例えば無人島に流れ着き、枯れ木などの摩擦熱を利用して着火する、などという高レベルな話ではない。
なんとライターやマッチがあったぞ、というラッキーなレベルでも難しいのではないかと思ってしまう。
聞いて絶句したのだが、ほとんどの小中学生はライターやマッチに手を触れた経験すらないらしい。
ちなみに、着火するだけならそんなに難しいことではない、だってライターかマッチがあるんだから。
問題はその火を消さないように、かつ火事にならないように、適度に加減しながら維持できるかどうか。
これができないと飯盒で炊飯するなんて出来ないし、焼き芋すら出来ない。
防火対策とはいえ、焚き火の焼き芋の美味さを知らんとは・・・なんだか可哀そうな気もする。
Walking with Elephants - Ten Walls Radio 1 Tracklist 00:03 Nochnoy Dozor 03:02 Gotham 06:45 Epos 12:00 Requiem 16:00 Walking with Elephants Warner Bros./ BOSO Records |
葉を見れば、だいたい焚き火に適しているかどうかが解る。
田舎は防砂林に適した松が多く植えられていたが、こちらでは松を見かける機会はあまりない。
それなら、道路や歩道の脇に植樹されている椿がいい、松や椿は油分を多く含んでいるからだ。
火力の加減は松や椿の葉を入れるタイミング、火力の維持は松や椿の枝や幹の量、これで火力を調整できる。
なんか、こんな世情だからか、頭が勝手に極端なサバイバル状況を考えてあんな夢を見たようだ。
もっと明るいことを考えるようにする。